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みやこむのコミュニケーションデザインを担当した清水さんへインタビュー

今回、みやこむのコミュニケーションデザインを担当した清水 彬仁さん

そんな清水さんにインタビューをさせていただきました。

この西宮の新たな起業家連携コミュニティ「みやこむ」に命を吹き込んでくれたようなデザインだった!

みやこむのロゴタイプに織り込まれている、様々な「C」のメッセージ。

コラボレーションだったり、コミュニティだったり、この「C」が向きを変えるごとに表情が生まれる。

みやこむのロゴタイプに織り込まれている、様々な「C」のメッセージ。
コラボレーションだったり、コミュニティだったり、この「C」が向きを変えるごとに表情が生まれる。

流郷

みやこむの紙芝居仕立てのプレゼンを受けたとき衝撃を受けました。

清水

ありがとうございます。

流郷

今まで私が接してきたデザイナーさんとは全然違いました。例えば、ロゴマークの依頼をしたときに、デザイナーが3つの案を出して、一つを指差し、『私はこれが気に入っているんです』というのですよ。

『どういうところが気に入ってるんですか?』というと、企業のビジョンに合うから、というような理由ではなく、そのデザイナーさんの好みの話になっていくのですよね。

清水

それってデザイナーというよりアーティスト的な視点で提案の選択を迫られているような状況ですよね?

芸術を生み出し、自己表現としてカタチを発信するアーティストと、クライアントが抱える悩みをヒアリングして本質を具現化するデザイナーの仕事はそれぞれ別ものだと思っています。

私自身、異業種からグラフィックデザインの業界に入っているのですが。

流郷

元々は何をされていたのですか?

清水

銀行員だったんです。

流郷

え?銀行員ですか?!

清水

はい、銀行では融資業務を担当していました。

来店される様々な立場のお客様が世間話を交えながらお悩みをご相談していただけるように、日々知見を広める努力をしていました。

 
流郷

なぜ銀行を辞められたんですか?

清水

やはり、モノやカタチをつくることができるデザイナーになりたい!という幼少からの強い憧れを捨てることができず、銀行員を辞めてデザインの道へと進みました。

流郷

本当に異色ですね!!

清水さん自身が異業種コラボのような…笑

まさに、”みやこむ”ですね。

清水

そうですね。笑

退職後はデザイン専門学校に2年通い、卒業後デザイン会社を数社経て、西宮市で独立しました。

流郷

えー!そうなんですね!!本当に驚きましたが、ものすごく納得しました!!

清水

実際、異業種からデザイナーに転身したことは様々な場面で強みになっていると思います。

流郷

やはり、お客様へのヒアリングも銀行で培った経験が役に立ったりするわけですね。

清水

そうですね。

クライアントへのプレゼンやご提案はその人自身のことだったり、その企業が展開する事業の性質をよく理解した上で、その個性に寄り添ったデザインや資料作りをすることが多く、デザインに触れることであらゆる価値向上につながるよう、単一的な提案ではなく、5年後、10年後に、積み上げたデザインが資産として感じていただけるよう立体的な構想でご提案しています。

流郷

デザイナーの本質を体現されている感じがします。

清水

ありがとうございます。

実際にデザイナーはあらゆる事業やサービスやものづくりの仕組みを理解して、視覚的表現によってそれぞれが掲げるビジョン、目指すべき姿、本質的な部分を示していくことが大切だと思っていますので、経営にとっても重要な部分に関わる職業だなと感じています。

流郷

そうあってほしいですね。私自身も広報の仕事をしていると、視覚から入る情報がいかに人を左右しているかということがよくわかります。
本当に清水さんのようなデザイナーがそばにいてくれるだけで心強いなと思います。

清水

嬉しいです。実際にいまいらっしゃるこの空間やプロダクトに関するパッケージもデザインさせていただきました。

ALO-EN  http://www.alo-en.com/

流郷

グラフィックを超えて、空間、パッケージのデザインまでしているんですね。

清水

素敵なご縁をいただいて、和歌山のアロエベラを原材料として化粧品にされて販売している【ALO-EN】様のデザインをトータルにプロデュースをさせていただきました。

ちなみにこの店舗は製品から生産地、ものづくりのこだわりからお肌へのテストまで、展開するブランド商品の全ての説明を受けることができる、そして体験することができるコンセプトショップになっています。

流郷

いや、素晴らしいですね。

流郷

ところで、素朴な疑問なんですが、なぜ西宮に事務所を構えているんですか?勝手なイメージですが、デザイナーさんのオフィスは、東京・大阪という感じがしていたのですが・・・

清水

そうですね。実際になぜ西宮なの?って聞かれることは多いです。

流郷

ですよね!!

清水

起業する前から間もなく、西宮の苦楽園周辺に住んでいたのですが、グラフィックデザインの修行時代~独立当初に、地元のアパレルショップや飲食店、ギャラリーで商売しながら西宮を盛り上げてらっしゃる様々な経営者の方々に出会いました。


もちろんその中には、大阪や神戸、東京を拠点に会社をされている経営者の方もおられるのですが、お住まいは西宮や芦屋だったりすることが多いんです。


地域で何度かお会いするうちに仲良くしていただいたり、経営者として同じ視点で互いの悩みを打ち明けてくださったり、はたまた西宮の大好きなところの自慢がはじまったり、遂にはお仕事をご一緒したり・・・


そんな出会いがある街、西宮市っていいな!と思いました。

流郷

すごいですね!西宮市!!確かに、西宮市は住みたい街No.1ですもんね。

清水さんのインタビュー見て、西宮市で起業するの結構いいかも?!って思う方増えそうですね!!

清水

そうだとしたらとても嬉しいですね!本当に西宮市もみやこむも、素敵なご縁がつながる場所だと思います。

流郷

ぜひ“みやこむ“の仲間になりましょう!!笑

みやこむに入れば、清水さんという素晴らしいデザイナーと連携して新しい仕事のカタチを築けるかも!!

実際に、このあと私は清水さんにお仕事を依頼しました。

私のクライアントも喜んでくれており、本当に幸せです。

こういう仲間が見つけられる”みやこむ”コミュニティ!これからも成長するコミュニティでありたいと思っております。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
次回もお楽しみに^^

流郷綾乃

清水 彬仁さんのWEBページはこちらから >>